駿台大阪南校と代ゼミ大阪南校の比較

この時期予備校で悩んでる人がいると思うから忙しいけど少し書こうと思う。時間があればきちんと下書きして添削したいが多忙ゆえ雑さは許してほしい。

 

こういうブログを書いていてなんだが予備校選びは実際足を運んでほしい。よく〇〇予備校は神!というブログを見かけるが、自分の志望校に受からせてくれた予備校を紹介する際、記憶は美化され神格化される。ましてや一浪で他の予備校に行ったことがないのに比較することができるのだろうか。ネットの情報である程度厳選して足を運ぶのが一番いいと思う。

 

自分は駿台大阪南と代ゼミ大阪南に通っていた経験がある。今年は代ゼミに通って国立志望だったが共通テストでこけて私立医学部への進学を決めた。

駿台は去年からシステムが変わった部分があるので間違っていることも多々あるかもしれないがその点はご了承いただきたい。

 

駿台のメリット

・生徒のレベルが高い

代ゼミに比べたらだいぶ高いのを肌で実感した。東京大学理科3類、京都大学医学部を目指している人は駿台の方が向いているかもしれない。代ゼミは阪大医学部合格圏内であればトップ5に入れるような生徒層なので前述の2校医学部志望は切磋琢磨する相手がおらず物足りないと感じる可能性がある。

 

・フロンティアホールがある

フロホは使いようによっては良くも悪くもなる。実際私の友達で多少の雑音がある方が集中できる、と言いながらフロホで自習をしている子が複数人いた。代ゼミは人数が少なすぎるのでそういう雑音スペースはなく、勉強は静寂の中でやるイメージ。(普通はそうだけど)

 

駿台模試が受けられる

母数が多い模試を受けることは受験生にとってメリットであるように思う。

 

・指定席

週ごとに席替えが行われるので席争奪戦が苦手な人にはありがたいかも

 

・教室移動がほとんどない。

クラスごとに教室が固定されているので、選択科目以外は教室から動かなくて良い

 

・時間割がまとまっている

上のクラスだと大体夕方には授業が終わる。下のクラスでもそこまで遅くなることはない。代ゼミは一番上のクラスでも9時まで授業がある日が週のうち三日ある。慣れたらなんてことない。

 

・授業中当てられない

人数が多いため前列が時たま当てられることがあっても全員が当てられることはない。代ゼミは化学や古文で全員当てられる。ただ当てられることによって予習をちゃんとやる習慣がつくし寝ないし基本的なことしか聞かれないので私個人的には当てられる方が自分のためになった。

 

 

代ゼミのメリット

・人数が少ない

最近人気が上がって徐々に人数が増えているようだが、それでも少ない。大変快適に予備校のスペースをつかえる。

 

・講師の手厚いサポート

質問に行けばどんなに時間がかかった質問でも丁寧に対応してくれ、添削もやってくれるし相談にも乗ってくれる。駿台では人数が多すぎて時間のかかる質問や添削はティーチングアドバイザーというシステムを使わないとやってもらえない。(この制度、1週間先に要件を持ち越さないといけないシステムなので私は使ったことがない)

 

・担任の手厚いサポート

少人数生のため担任が一人一人をよく見てくれる。月一ごとに面談がありコンディションをサポートしてくれる。自分は隔週ごとに単語テストをやってもらっていた。代ゼミは資産が膨大なので講習を強制されることもない。(成績が極端に悪い場合は知らないが)

 

・自習室の席を自分で決められる

駿台の場合席は端から詰めていくことになるので自分で好きな席に座ることはできない。また、駿台は長時間にわたる空席が認められないのも不便。代ゼミはその辺り寛容である。代ゼミの自習室の唯一の欠点といえば2階の机が古いことだろうか。

 

・授業中当てられる

これは前述した通り私個人的にはメリットだった。基本的なことでも授業中当てられて言語化することで頭から離れにくくなる気がする。ただこれを嫌がる人は少なくない。

 

・減額制度が寛容

私は勉強をサボりまくっていたタイプだったがかなり減額してもらえた。特に数学はかなり簡単で基礎的なことができていれば満点を取るのは容易い。2回受けることができるが、3月に受けた時と4月に受けた時の難易度が明らかに違ったので早めに受けることをオススメする。

 

・講師に質問しやすい

講師室がオープンになっていて質問受け専用の机が4、5個用意されている。駿台は講師室がおくまっているので目当ての講師の手が空いているかなどが確認しづらい。

 

 

両者のメリットデメリットを交えてパッと思いつく限り羅列してみたがこんなものだろうか。

私は友人に代ゼミの竹内先生・妹尾先生を勧められて、見学に行き、テキストや時間割を見た上で入塾した。

 

〇〇先生がいい!というのはどこの予備校にもあるものだがそんなものは気にしなくていいと思うし、自分に合う先生について行けばいいと思う。実際私は前述の二人はあまり合わなかった。大変素晴らしい講師なのは事実なので私に合わなかったというだけである。

 

竹内先生はとてつもなく頭がいいぶん、思考プロセスを省略するところが多々ある。私は頭が悪いので思考プロセスに重きを置いた授業があっている。ただ竹内先生は板書の解答は論理展開が完璧なので、京大や東大のように採点基準が厳しい大学の受験生にはぴったりの講師である。駿台の米村先生は相性が良かった。

 

物理の為近先生は個人的に推しである。授業中になぜその思考に至ったか口頭で全て説明してくれるので本質から理解できる。私は毎週、先週分の授業の復習をしてその理解があっているか先生に確認してもらっていた。めちゃくちゃ成績が伸びた。

 

こういうのを書き出したらキリがないのでここら辺でやめようと思う。あくまで一個人の意見ってことを忘れないでね。では。